転職:出戻り再就職の場合は履歴書をどう書くか

転職活動を試みたものの、結果が思い通りにならず皮肉にも元の勤務先に出戻り就職をすることになった、ということもあるでしょう。会社を辞めるという行為は、いかに合目的的であっても残った人に対しての印象が芳しくないことも有り得ます。こうした事情を考慮し、細やかな神経を使って元の職場に戻って行くようにしましょう。

 

たとえ出戻りでも、再就職の選考を受けるのは当然です。したがってそこには甘えが入る余地はないと知るべきです。当然書類選考を受けるところから始まります。書類は基本的に、履歴書と職務経歴書の2点です。今日ではこの2点の書類を用いて、記述する要素を「棲み分け」させるのが普通です。履歴書には学歴・職歴や応募者にかかわる現在の事実を淡々と書くだけですので特に注意事項はありません。難しいのは職務経歴書です。A4の用紙2枚程度にまとめるのが普通ですので、かつて経験した業務も取捨選択して書くことになります。当然重要な順に書くことになりますが、なにを持って重要とするかが肝心です。応募者の主観によるよりは、会社の業務や利益により直接的に関わる業務を優先し、そこから何を得たかまで言及するのが良いでしょう。そして書類選考をする側は職務経歴書に目を通して、この応募者は「わかっているのかわかっていないのか」を評価することになります。

 

転職では一般的に、前職場での職位よりランクをひとつ落とした待遇で採用されるのが普通です。もとの会社に戻る場合でもその原則は同じですので、例えば退職時の職位が課長だった場合は、再雇用は係長からのスタートとなることが多いです。